もうすぐゴールデンウイーク。
ツーリング好きにとって、ゴールデンウイークというのはとても良い季節。
その理由は、季候の良さにあります。
秋から冬にかけてのツーリングは寒さが問題になるでしょう。
寒い時期のツーリングは、手の冷えを守るためのグリップヒーターを使ったり、防寒タイプのウェアを着る必要があったりと、多く御装備が必要となります。
またさらに、雪が降るとなればスパイクタイヤやチェーン、あるいはスタッドレスタイヤといったものも必要にあり、かなりハードルの高いものとなってしまうのです。
反対に夏であると、暑さが問題になります。
炎天下のなかをバイクで走ることは、熱中症などのリスクがともない、とても危険なのです。
そして、汗をかけばそのぶん着替えも必要になり、荷物も増えてしまうといった問題も発生するのです。
そういったことを考えると、ゴールデンウイークの時期というのは、暑くもなく、寒くもないとても良い時期なのです。
これがもう少し遅い時期になってしまうと、今度は梅雨に入ってしまいます。
また、ゴールデンウィークより早い時期となると、風が強くなってしまうという問題もありますよね。
春先は、「春一番」などの強風がふき、そうなるとバイクはあおられてしまい、とても危険なのです。
そういったことを総合的に考えると、バイクでのツーリングにはゴールデンウィークが最適となるということ。
そんなゴールデンウィークにツーリングへ行くのであれば、ぜひともテントを持参したいものです。
泊まりがけのツーリングでは、シュラフや寝袋のみをもっていき、道の駅などで路上に寝袋を直接敷いて寝てしまう、という人もいるようですが、これはルール違反。
ツーリング中に宿泊する場合には、きちんと宿泊が許可された場所で、テントを用意して寝る必要があるのです。
そして、快適なツーリングを目指すのであれば、まだ雪の残っている可能性のある東北地方や北陸地方より、四国や山陽などの暖かい地域がおすすめ。
反対に桜をみながらツーリングをしたい場合には、東北地方を回るのがおすすめですよ。
バイクでのツーリングは、季節に合わせて装備やコースを選ぶことが、楽しくツーリングをするコツとなるのです。
そしてゴールデンウイークは、その選択肢が最も多い季節なのですよ。