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走行中のコミュニケーション

走行用のコミュニケーションツール

ツーリングしてバイクで走るなら、走行中に他のライダーとコミュニケーションをとることもあります。
近くにいれば身振りなどで意志を伝えることも可能ですが、走行中となるとなかなか難しい物があります。
そんな時に使用できるのが、Bluetoothのヘッドセットやトランシーバーがあります。

トランシーバーは走りながら他のライダーと話せますが、走行中はどちらかの手でトランシーバーを持たないといけないので、少し危険です。
また値段は比較的安価であり、会話はトランシーバーを持っている人同士で交互に行います。

ヘッドセットだとヘルメットの内部に取付けて、そのまま装着して走りながらも他のライダーと話すことが出来ます。
走行中でも手を離すことなくそのまま通話が出来、受信も送信も同時に行えるので、相手が話していても、自分も話をして声を伝えることが出来ます。

Bluetoothのヘッドセットの場合は、電波強度によって相手に電波が届く距離が違います。
電波強度はclass1で100m、class2で10m、class3で1mとあり、これは一つの目安です。
ただしこれ以上電波が届かないという規格ではありませんので、1km以上離れていても条件が良ければ電波は届くこともあります。

Bluetoothヘッドセットだと値段は数万円ぐらいであり、トランシーバーだと値段は数千円となります。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、選ぶなら予算で選んでみると良いでしょう。
1対1ならトランシーバー、複数の人と通話するならヘッドセットの方が便利です。
トランシーバーで複数の人と話すのは、順番があるので少々大変かもしれません。

取付け方

トランシーバーを使う場合は、ハンドル近くに置いたり、服のポケットに入れたりして、話したいときにトランシーバーを取り出せば良いでしょう。
ただし停車中は問題ありませんが、走行中だとバイクの音でトランシーバーの声が聞こえないことがありますので、話すときは相手にトランシーバーを使うことを知らせる必要があるかもしれません。

Bluetoothのヘッドセットだと、停車中でも走行中でも、ヘルメットからそのまま声が聞こえてきますので、バイクの音も問題になりません。
もしもヘルメットに装着するなら、対応しているヘルメットか、そのまま取付けられるか確認した方がいいでしょう。
ヘルメット内部を加工しないと取付けられないような場合は、取り付けがすこし大変です。
場合によってはヘッドセットが耳や頭に当たって痛いと言うこともありますので、まずはヘッドセットのメーカーで、どのヘルメットに取付けられるか見ておくと良いでしょう。