眺めのすべてが絶景の志賀草津高原ルート

志賀草津高原ルートは、草津温泉から志賀高原を通り、湯田中・渋温泉郷に至る42kmの山岳を走るドライブウェイです。
道路のすべてから絶景が眺められ、ビュースポットの連続で、見どころたっぷりのコースです。

この道路は標高が高く、日本一高い位置にある国道としても知られており、最も高い地点に有る渋峠の標高は何と2172メートル。
四季折々の異なる風景が楽しめ、季節によっては雲海が広がる神秘的な風景、雪の壁が道路を囲む雪回廊など、さまざま表情を見せてくれます。

冬場は閉鎖されていた道路が開通する春は、雪渓の間を走る抜ける雪回廊の絶景とスリルが楽しめます。
夏場は、高原ならではの涼しい風を体いっぱいに感じながら、避暑感覚で走ることができます。
秋は、見渡す限りが彩りも華やかな紅葉となる、華麗なる景色が大人気です。

北信州エリアはツーリングコースとして人気が高いのですが、特に志賀高原を眺めながら走る志賀草津高原ルートは、アップダウンやカーブが続くワインディングロードとして、バイクの操作の楽しみを堪能できる心躍るコースです。

志賀草津高原ルートへのアクセスは、関越道渋川伊香保インターチェンジから国道353号線、国道145号線、国道292号線を経由して草津方面へ約1時間30分です。

横手山ドライブインからの眺めが絶景

志賀高原の雄大な景色を眺めるなら、横手山ドライブインがおすすめです。
このドライブインは標高2000メートルの地点にあり、素晴らしい眺望が広がっています。
横手山ドライブインの駐車場から、志賀高原方面を眺めると、季節や気象状況によって、神秘的な雲海が見られることもあります。
雲海は秋に多く発生し、この時期は雲海と出会う確率が高いので、ぜひ出かけてみてください。

横手山ドライブインの2階には展望レストランがあり、絶景を眺めながら食事が楽しめます。
春には数量限定の根曲がり竹定食が登場するほか、信州名物の手打ちうどん、オリジナル定食などメニューも豊富です。
1階にはトイレ、土産物店、自動販売機があり、多くのバイカーが休憩がてら立ち寄っています。

そして、建物の側から続く動く歩道とサマーリフトを利用して、標高2,305メートルの横手山山頂にも足を伸ばしてみましょう。
山頂には、日本一高いところにあるパン屋さんとして雲の上のパン屋さんと呼ばれている有名なパン屋さんの横手山頂ヒュッテがあります。
山頂からの素晴らしい眺めを楽しみながら、パンを食べるのもおすすめです。

日本一高い国道

横手山ドライブインは、日本一高いところを走る国道です。
夏場でも朝夕は冷え込むことがあります。
また雪が降ると道路が凍結することもあるので、バイクの運転には十分に注意してください。