気ままにマイペースで走れるソロツーリング
一人でバイクを走らせるソロツーリング。
一人で走るのは寂しい……、一人だと何かあったときに不安……と感じる人もいるかと思いますが、意外と気楽で楽しいもの。
ソロツーリングを楽しんでいるバイカーは多いのです。
大勢でツーリングにでかけるマスツーリングでは、仲間たちと思い出を共有する連帯感が得られるのが魅力です。
一方、ソロツーリングでは仲間との連帯感は得られませんが、バイクとの一体感を抱きながら走ることができます。
また、みんなのペースに合わせたり、気を使ったりする必要もありません。
自分の好きな場所に立ち寄れるなど、自由に行動できるのも魅力です。
ビギナーは日帰りツーリングがおすすめ
ソロツーリングは始めは、日帰りのショートツーリングがおすすめです。
まずは十分に下調べをして、コースを決めましょう。
いきなり行ったことのない場所を走るよりも、知っているコースや目的地から初めて、ソロツーリングに慣れることが大切です。
知らない道を走ると迷うことも多いですし、緊張感が高まるので疲れやすくなります。
比較的安心して走れるコースを選びましょう。
日帰りツーリングで最適な距離は、300km程度まで。
これ以上の距離を走ると、疲れやすくなります。
そして午前中の早いうちに出かけて、日暮れまでに帰ってくるようにしましょう。
披露した体で夜間に走行するのは、おすすめできません。
また、バイクの故障などのトラブルに会っても対照できるように、JAFなどのロードサービスに入会しておくことをおすすめします。
JAFなどに加入していなくても、ロードサービスは利用できますが、割高になります。
JAF以外にも、バイク保険のオプションサービスとして、提供されているものもあります。
予算に応じたロードサービスを利用してはいかがでしょうか。
起こり得るトラブルを想定して準備を!
ソロツーリングでは一人で気楽に行動できるメリットがある反面、トラブルがあれば自分だけで対処しなければいけません。
事前に起こり得るトラブルを想定して、必要な道具を揃えておきましょう。
ソロツーリングに持っていくと安心なアイテムには、次のようなものがあります。
まず、保険証です。
万一、ツーリング中にケガなどをして、病院で診てもらうケースが発生したときにのために、保険証を持っていきましょう。
また、このような時に支払いに困らないように、予備の現金を持っていくと安心です。
このほか地図とコンパスもあると便利です。
地図やナビ代わりにスマートフォンを利用している人も多いと思いますが、山奥などでは圏外になることもあります。
このようなときに、アナログアイテムの地図とコンパスがあれば、道に迷わずにすみます。