山形でみちのくを楽しむツーリング
山形にもたくさんのツーリングルートがありますが、ヘアピンカーブを繰り返して峠に進む山形から福島への大窪林道・林道二ノ倉山線は人気のルートです。
大窪林道は金沢峠から雄国林道を下ったコーナーの途中に入り口があります。
林道を走るツーリングはきれいに舗装された道路とはまた違い、自然の中で道の状態を強く感じながら走ることができ、オフロードが好きな人にも魅力ある走りができるのです。
この大窪林道からは会津盆地を見渡すことができる道で、この道を往復して楽しむライダーも少なくありません。
それから次の林道「五枚沢林道」を目指します。
ヒメサユリ群生地宮川公園を目指して次の林道へ
次の林道は五枚沢林道に行くために林道二ノ倉山線を走ります。
五枚沢林道は福島県側で峠近くになるとヘアピンカーブが連続しライダーにとってわくわくしながらも慎重な走りが必要な道です。
ワインディングが好きな人は楽しみな道ですし、前方には赤城山も見えてくるので景色も最高な道になります。
北側には葡萄沢林道がありますが、雪が残っている場合には入り口ゲートが閉じているようです。
5月のはじめでも雪が残っているところが多いので、初夏だといっても気を付けて走りましょう。
寄っていきたいスポット「雄国沼」と「上杉神社」
金沢峠から一望できる雄国沼は雄国沼湿原植物群落として国の天然記念物に指定されています。
ニッコウキスゲの群落を見ることができるスポットとして人気があり、雪がとけてくる季節6月から10月まで多くの観光客でにぎわう名所です。
また上杉神社は大正12年に伊藤忠太ノ設計で建立された神社で、名称通り上杉謙信を祀っています。
この参道には舞鶴橋がかかっていますが、こちらも重要文化財です。
食事は道の駅「喜多の郷」で
道の駅「喜多の郷」にはお土産を買える施設もありますし、喜多方の文化などを紹介する「蔵の街四季彩館」、さらには日帰り温泉を楽しむことができる蔵の湯もあります。
レストランではこのあたりの名物となる「喜多方ラーメン」を楽しむことができますし、珍しいラーメンバーガーが注目です。
ラーメンバーガーはバーガーといっても「ラーメンの具」がバンズで、ラーメンの具がパティ替わりとなっています。
喜多方ラーメンのメッカということもあり、この道の駅にある観光案内所では120軒を網羅するラーメンマップも配布されていてラーメン店巡りをする人に最適です。
5月初旬となると関東ではすでに初夏となり暑い日もありますが、山形も福島もまだまだ雪が残っているところがあります。
予定通りのルートを走ることができない場合もあるので、いくつかのルートを用意しのんびりツーリングを楽しみましょう。