ホーム » ツーリングの人気スポット » 海上に伸びたループ橋「くしもと大橋」

海上に伸びたループ橋「くしもと大橋」

海上にくるりと出現する「くしもと大橋」

和歌山県紀伊半島、こちらもツーリングに最高な道が多くたくさんのライダーが訪れるエリアです。
台風の位置を表す基準地としても知られる塩岬は和歌山県紀伊半島の先端に位置し、本州の中でも最も南端になります。

この塩岬と紀伊大島を結ぶ橋がくしもと大橋で、海上にくるっと円を描くように伸びた美しい橋です。
堤防道路で本土と苗我島が結ばれ、そこから270度回転した全長386mというループ橋に全長290mのアーチ端がつながっています。

塩岬から見るとこのくしもと大橋が海上に円を描くような形状を見ることができますが、ライダーなら大島側から走りアーチから見る美しい景色とループ橋から海に飛び込みそう!と思うような走りを堪能してほしいです。
美しくきれいな海とくるっと周回するように走るくしもと橋はこの周辺を走るときぜひ走ってほしい不思議な道といえます。

まるで海上を走るような感覚で走行できる

くしもと大橋を走ったことがあるライダーは、この橋でしか味わえない感覚を忘れることができないといいます。
ループ橋を走行しているときに海の上を走っているようなイメージで走行できるのです。

ループ橋の海側のカーブの手前では、そのまま空に飛び出すような感覚があり、ほかの道では味わうことができない感覚があります。
海が目前にありそこをバイクで走る気持ちよさと海上をすべるように走行しているような感覚は、くしもと大橋ならではの感覚です。

国道42号線から串本町へ

国道42号線を通りくしもと町を通り抜けると本州最南端「潮岬」につきます。
ここからくしもと大橋や大島の観光をスタートさせてもいいでしょう。
串本町には温泉があるので日帰り湯を楽しんでもいいですし、宿泊でのツーリングもおすすめです。
海が近いので海の幸も豊富ですし、景色も美しくのんびりできます。

くしもと大橋の近くにも地元の天然魚介を楽しめるお店が多数あるので、ツーリング中の食事場所で困ることもありません。
宿泊する予定なら海金剛でリアス式海岸から望める朝日を見に行くのもおすすめです。

くしもと大橋まで行くのなら串本から紀伊大橋を通り潮岬をめぐってもいい

くしもと大橋に行くのなら串本町から紀伊大橋を通って潮岬に到着というルートを楽しんでもいいでしょう。
彼女とタンデムで行くなら宿泊がおすすめです。

昼間は美しい海を見ることができ、夜はないとツーリングで美しい星空を眺めます。
実はこのあたり、星空が美しいことでも有名なんです。
翌日は日の出を楽しむこともでき、景色を明いっぱい楽しむことができます。
女性も走りやすいコースなので、彼女もバイクに乗れるなら彼女とツーリングしても素敵です。

くしもと大橋周辺で楽しむグルメ

くしもと大橋から少し離れた場所に潮岬観光タワーがありますが、美しい風景を眺めながらクロマグロに舌鼓を打つことができます。
くしもと橋の周辺には多くの飲食店があり、しらす丼やネギトロ丼、海鮮丼など有名です。

アサヒガニやクエなどを食べることができるお店もあるので、宿泊するツーリングならちょっと飲みつつ翌日のルートを考えるのもいい時間になります。
有名なおいしい羊羹やお饅頭を食べさせてくれるお店もあるので立ち寄ってほしいです。