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世界でも珍しい砂浜を走れる「なぎさドライブウェイ」

日本で唯一砂浜を走ることができる「なぎさドライブウェイ」

世界でも砂浜をドライブできるところは少ないのですが、日本にはなぎさドライブウェイという日本で唯一の「砂浜の道路」があります。
海が真横というイメージで走ることができるので、最高に気持ちがいいツーリングルートです。

渚ドライブウェイは石川県羽咋市千里浜町から羽咋郡宝達清水町に続く千里浜海岸にあります。
通常砂浜をバイクや車で走ることはできませんし、世界を見ても砂浜を走ることができる道路は数か所です。
そのうちの1か所がここ、なぎさドライブウェイであり非常に美しい景観がある道路となります。

千里浜なぎさドライブウェイは石川県屈指の景勝地にある

国内でただ一つ、砂浜を走行できるなぎさドライブウェイは全長8キロに及び無料で走行できる道です。
能登半島は1968年に国定公園の指定を受けていますが、なんとその中にあります。
季節なども関係なく走ることができるので多くのライダーやドライブを楽しむ家族連れ・カップルが訪れている名ルートです。

時間ごとに海の色や空の色が変わり、それを走行しながら見ることができるのですから、まさしくここでしか見ることができない景色となります。
夜明け前にこの砂浜を走ると朝もやがかかっていることもあり、海と空がぼんやりとして幻想的です。

朝日が出てくれば空は茜色に変わり、空と海と砂浜という最高のシチュエーションの中で走行できます。
バイクや車を停めてしばし景色を楽しむ人たちをたくさん見かけますが、道路なので十分注意が必要です。
日本海に面している千里浜海岸は夕日が美しいことでも有名で、海岸線にゆっくり沈んでいく夕日はうっとりするくらいに美しく、これを見に来るライダーも多いといいます。

なぎさドライブウェイを走るときの注意点

なぎさドライブウェイは砂浜であり、通常の舗装された道路ではありませんし山道などとも違います。
砂浜は車でもバイクでも走りにくいと思いきや、千里浜はそれほど走りにくさを感じない道です。

それは千里浜の砂がほかの砂浜の砂よりもきめ細かく、1粒ずつに海水が含まれ引き締まって固いためだといわれます。
普通車もバスもこの道を難なく走っていますしバイクも気持ちよく走っていますが、こうした普通とは違う特徴を持っているからです。

ただしやはり舗装された道とは違うので、砂の色が濃い場所を走るようにします。
砂の色が濃いところは水分をしっかり含んでいますが、砂の色が薄いところは水分が少なくさらさらしているためタイヤが埋まることもあるようです。

なぎさドライブウェイ周辺のグルメ情報

なぎさドライブウェイ近くの道の駅は「のと千里浜」で、地場産品やお土産も売っていますしカレーパンや焼きサバ寿司など購入てきます。
足湯もあるのでライダーにとって疲れをいやすスポットになるでしょう。

ここには「のとののど」というレストランがあり、能登半島の食材を利用した本物志向の料理を楽しめると評判です。
有名な旅館で厨房を任されコンテストなどでも多数の受賞歴を持つシェフが腕を振るいます。
地元の野菜や地魚など旬のものを利用して作られている料理は絶品です。
なぎさドライブウェイに行くなら能登半島でもここでしか食べられないシェフの料理を堪能しましょう。