メンテナンススタンドの種類
メンテナンススタンドは大きく分けて3種類に分類されます。
もっともオーソドックスといわれているのが、ローラーリアスタンドです。
文字通りローラーがついていて、リアタイあを持ち上げるような形になります。
2つ目はフロントスタンドです。
フロント周りのメンテナンスを行うにあたって必要なアイテムです。
しかしこちらは単独で使用することはないので、リアスタンドと並行で利用します。
最後がリフトスタンドです。
車体の下にセットして、レバーを踏み込んで持ち上げるような種類です。
コンパクトサイズなので、保管場所に困ることもないです。
オフロードバイクのオーナーにおすすめのアイテムです。
リアスタンドの使い方
リアスタンドを使用する前にフロントブレーキをかけ、ハンドルは左に切っておきます。
この状態で輪ゴムもしくはタイラップなどで固定させます。
リアスタンドにはV受けとL受けの2種類があります。
V受けならスタンドフック、L受けはスイングアームにセットします。
ここまでできれば、車体を直立にして、スタンドを踏み込むだけで完了です。
ローラーが転がることで、リアも無理なく立ち上げられるでしょう。
フロントスタンドの使用方法
フロントスタンドの先端をアンダーブラケットに差し込みます。
これができれば、スタンドを下すと後はフロントが簡単に立ち上がるはずです。
先ほど紹介したようにリアスタンドと一緒に使用するのがほとんどです。
先にリアスタンドを使用するので、すでに直立の状態になっているはずです。
それほど難易度は高くないので、慌てることなくゆっくり段階を踏んで行えば問題ないはずです。
持ち上げる際には無理せずに、ゆっくり動かすことが大事です。
力任せに無理に持ち上げようとすると、バイクが転倒してしまうかもしれません。
体にバイクが倒れ掛かってくると大けがする可能性もあるので、落ち着いて作業を進めることです。
リフトスタンドの使い方
リフトスタンドは比較的使い方が簡単なので、初心者でもすぐにマスターできるはずです。
まずスタンドを車両の下の部分に滑り込ませましょう。
このとき直立させたら中心にスタンドが来るように微調整しましょう。
セッティングができれば、後はレバーを踏み込むだけです。
車体が持ち上がっているはずです。
ちなみに元に戻すには逆の手順をするだけです。
手でレバーを上げれば、タイヤが地面に設置します。
そしてサイドスタンド側に傾ければ完了です。
レバーを上げるときにはバランスが崩れないように車両を手でしっかり支えておくと倒れるような心配もありません。
こちらの種類ですが人気のアドベンチャーバイクは使用できないかもしれないので注意しましょう。
最低地上高が低すぎるからです。