三方五湖レインボーラインのルートと人気の理由
福井県の三方五湖レインボーラインは、美浜町と若狭町にまたがる全体の距離が11.2Kmの道路です。
日向料金所から海山料金所までは8.5kmで、二輪自動車の料金は740円です。
主に山間を走るルートなのでずっと湖を眺めながら走行できるというわけではありませんが、レインボーライン駐車場、第3駐車場、第1駐車場などで、小休止しながら美しい景色を楽しむことができます。
三方五湖の5つの湖は繋がっていますが、水質が異なるため水の青さも微妙に違います。
2019年にはクールジャパンアワードに認定されたほどの絶景です。
第一駐車場から近いところには山頂公園があり、そこで360度のパノラマの景色を楽しめます。
入園料は1,000円ですが、ライダー割引があるので500円で入園できます。
入園後、ロープウェイに乗って山頂まで行きます。
山頂公演にはおしゃれなテラスが5か所あり、若狭テラスでは美しい湖だけでなく丹後半島や若狭湾まで一望できます。
中央テラス付近にはバラ園もあり、5月20日から6月20日ごろ、10月20日から11月20日ごろが見頃です。
美浜テラスには2個所に足湯とカウンターが設置されており、疲れた足を癒しながら三方五湖や日本海の景色を楽しむことができます。
五胡テラスでは三方五湖だけでなく若狭町や美浜町を一望できますし、茶屋テラスでは常神半島や越前岬まで眺めることができます。
常神半島には釣り場のスポットがあり、ライダーの中には三方五湖レインボーラインからここまで足を延ばす人もいます。
レインボーライン付近のグルメ情報
第1駐車場の特産品販売所では、若狭地方の伝統料理である「へしこ」を購入できます。
「へしこ」は、サバなどの青魚を塩漬けしたあとさらにぬか漬けした料理です。
米ぬかを落としてそのまま焼いて食べたり、焼かずにお刺身で食べることもできますし、お茶漬けで食べてもおいしいです。
第1駐車場の特産品販売所では「小鯛の笹漬」も購入できます。
レンコ鯛に軽く塩を振り、酢につけた料理で樽詰めして売られています。
鯖カツサンドやサーモンカツサンドといった商品もあります。
頂上公園にある山頂カフェ「なないろ」では、サーモンカツサンドなどの他に、レモンを入れるとバイオレットカラーになるレインボーブルーティーというハーブティーを楽しむことができます。
和風カフェ「五湖庵」では、若狭町特産の梅を使用した梅だれの団子やみたらし団子、味噌だれ団子、抹茶やぜんざいなど人気のメニューがたくさんあります。
レインボーライン南西側出口には「ドライブインよしだ」があります。
ここはライダーもよく立ち寄るお店で、イカ丼が人気です。
へしこ茶漬けやさばへしこもあり、主に海鮮を中心としたメニューが並んでいます。