飛騨せせらぎ街道のルートと人気の理由
飛騨せせらぎ街道は、郡上市八幡町から高山市清見町まで伸びるワインディングロードで、県道73号線と国道257号線、472号線、256号線から成っています。
全長はおよそ64kmで、吉田川、馬瀬川、川上川という川に沿って走っていて、路面はよく整えられていて、スムーズに走行できます。
郡上八幡では城下町の雰囲気を楽しむことができ、明宝の高原地帯では、雄大な景色に出会えます。
それから、標高1113mの西ウレ峠の白樺やカラマツの森を通り過ぎ高山市に至ります。
せせらぎ街道は紅葉が有名で、飛騨・美濃紅葉33選にも選出されています。
紅葉の時期は10月中旬から11月中旬ぐらいまでです。
西ウレ峠には四季の郷という場所があり散策できるようになっており、駐車場にでバイクを止めて紅葉を満喫することができます。
3月下旬から4月上旬にかけての期間は、郡上八幡エリアで桜が見頃です。
4月下旬から5月の初めにかけての時期には、明宝の芝桜がまるでピンクのじゅうたんを敷き詰めたような風景になります。
夏には、街道中腹にある「めいほう高原」がキャンプ地としてにぎわいます。
清見町坂下には「森林公園」があり、落差30mの大倉滝をはじめ多くの滝を見ることができる渓流地になっています。
5月中旬以降は鮮やかな新緑も楽しむことができます。
飛騨せせらぎ街道沿いのグルメ情報
せせらぎ街道沿いの高山市清美町には、「助さ」という五平餅屋さんがあります。
五平餅は岐阜をはじめ静岡や愛知などの山間部に伝わるご当地グルメで、お米をつぶして形を整えたものを串にさし、タレを付けて焼きます。
形は団子型やわらじ型、きりたんぽ型など様々ですが、「助さ」の五平餅はわらじ型です。
タレは味噌と醤油をベースにしていますが、お店によりその他にいろいろな調味料を加えています。
「助さ」の五平餅はエゴマ入りのタレを使った濃厚なタレになっています。
五平餅の他、週末のみ販売される杵つきお餅も人気があります。
同じ清美町にある「ありす庵」は、地元の食材を使ったうどんや蕎麦、お惣菜を食べることができるお店です。
中でも「アリス定食」は、蕎麦と味ご飯、地元産の野菜の天ぷらと煮しめという内容で、値段もリーズナブルだと好評です。
道の駅パスカル清美の中にある「そば処清見庵おおくら」では、旬の山菜の天ぷら揚げた天ぷらと蕎麦がセットになった「天ざる山の幸」や三つの蕎麦と山菜の天ぷらがセットになった「そば三味」などのメニューを楽しめます。
お店から大倉滝までは、車両通行可の眺望コースと呼ばれる2.3kmの舗装道路もあるので、食事をした後に落差30mの大倉滝の雄大な景観を楽しむこともできます。