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晩秋の思い出作りに!! 山口県下関市の角島大橋

いよいよ本格的な紅葉シーズンに入り、冬の足音も聞こえてきました。
朝晩はかなり冷え込むため、既にこたつのお世話になっている人も多いのではないかと思います。
ツーリングも冬になってくると厳しくなってきますが、本格的な寒さが来る前に晩秋のツーリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
さて、中国地方のツーリング人気スポットとして外せないのが山口県下関市の角島大橋です。
角島大橋は本州と角島間を結ぶ橋で、全長は約1780mもあります。
長さこそ瀬戸大橋やしまなみ街道には見劣りしますが、無料の離島架橋としては日本でもトップクラスに入るほどの長さを誇ります。
何よりも周囲の景観に配慮した構造となっているため、海と離島とが織り成す美しい風景が楽しめることで2000年の開通以来瞬く間に人気の観光スポットとなりました。
国内の有名自動車メーカーのCMでロケ地として採用されたことがあるため、名前と場所が一致しなくても一度はこの風景を見たことがあるという人も多いと思います。
オススメはマリンブルーが最も輝かしい夏ですが、晩秋の海というのもまた違った趣があってオススメですよ。
今回は山口県を訪れる旅行客にもアクセスが良い、新幹線の駅がある新下関駅からスタートしたいと思います。
新下関駅から垢田の辻交差点から北浦街道/国道191号線に入り、そのまま1時間ほど真っ直ぐ進みます。
国道191号線は響灘の海岸線沿いに通っているため、晴れていると海をはさんだ対岸の朝鮮半島が望めるのだとか。
中間地点には全国的には知られていないですが、津波敷温泉などをはじめいくつか温泉があるため休憩がてら寄ってみるのも良さそうです。
矢玉東まで差し掛かると海岸線沿いの道も終わり、今度は打って変わって山の中へと入ります。
そのまま蛇行するような191号線沿いを進み、今度は275号線へと入り、こちらも真っ直ぐと進んでいきます。
すると、角島大橋が見えてきます。
角島大橋の注意点としては、強風の時には通行止めになってしまうこと。
そして時速40km/hというスピード制限があります。
スピードを出してなんぼという人もいるかもしれませんが、美しい風景を楽しむのもツーリングの醍醐味というもの。
角島大橋を堪能したあとには角島での観光をぜひともオススメします。
白い砂浜、エメラルドグリーンの海などまるで南国のような雰囲気を楽しむことができます。
夏は海水浴客で賑わいを見せるビーチも、晩秋の今はひっそりとして物思いにふけるのにはピッタリかも!?
角島出身の女流作家、中本たか子氏にまつわる資料が展示されている中本たか子文学資料館や角島自然館などもオススメです。
ちょっと足を伸ばせば紅葉も楽しめる場所もたくさんありますので、晩秋の思い出を作るのにピッタリな場所なのではないでしょうか。