トレッキングスポットとしても人気のえびのスカイライン
えびのスカイラインが人気の理由
「えびのスカイライン」は、鹿児島県霧島市と宮崎県小林市をむすぶ県道1号線です。
観光シーズンはかなり混雑する九州の有名な高原道路で、標高1200m、全長約31kmと、長い山岳道が楽しめるルートになっています。
火山活動が盛んなので、煙が出ているときは周囲が硫黄の匂いで充満します。
火山の活動状況や天候によって通行止めになることがありますので、ツーリングの前に必ず道路規制情報を確認しましょう。
えびのスカイラインは、日本で最初に国立公園に指定されました。
えびの高原から小林市までが「えびのスカイライン」、宮崎県側の国道223号が「霧島バードライン」、えびの高原と霧島温泉を結ぶのが「霧島道路」です。
この3本の道を総称して、「霧島高原道路」と呼びます。
火山地帯なので、あちこちから噴煙が上がっているのが特徴的です。
えびのスカイラインへのルート
鹿児島県の国道223号にある道の駅「霧島」から走っていくと、丸尾滝を越えたあたりに霧島温泉郷が見えてきます。
そこから県道1号線に入って中規模なカーブが連続している山道を進みますが、道は整備されているので走りやすいでしょう。
県境が近づいてくると視界が開けて草原地帯になり、このあたり一帯がえびの高原で、見上げると標高1700mの韓国岳が見えます。
歴史の偉人である坂本龍馬が新婚旅行に訪れた地といわれています。
トレッキングスポットとしても有名で、散策ルートや登山ルートも整備されているので、時間があれば散策してみるのもいいかもしれません。
道路沿いにある不動池や六観音御池など、コバルトブルーの火口湖のまわりを散策することができます。
賽の河原と呼ばれる荒涼とした風景が広がっているところでは、白い岩がごろごろしているほか硫黄で黄色くなった岩もあり、独特な違和感のある空間になっています。
県道1号線を走って宮崎県小林市方面に下山していくと、また山道になります。
荒涼としたスカイラインの景色は、九州の人気スポットです。
おすすめご当地グルメ
おすすめのご当地グルメは高品質のブランドポークです。
宮崎県のブランド豚の「ハマユウポーク」はきめの細かさと柔らかさが特徴で、肉質と脂質がいいものだけがハマユウポークとして認証されています。
チキン南蛮も、ご当地名物料理で、タルタルソースをたっぷりかけるのが最近では主流です。
キビナゴは薩摩の郷土料理で使われる魚で、塩焼きやフライでも食べられますが、5~6月の旬の季節なら新鮮な刺身を酢味噌で味わえます。
さつま揚げは、魚のすり身を油で揚げたもので、つけ揚げともいわれます。
琉球から伝わったさつま揚げが鹿児島の特産品になりました。
ツーリングの休憩で食べるおやつにもぴったりで、そのまま食べてもおいしいですし、わさび醤油をつけたり煮物にしてもおいしいです。