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定期的にボルトの増し締めをしておこう

増し締め作業の必要性

バイク所有者は定期的にメンテナンスする必要があります。
その中でも増し締めは行っておいたほうが、日々安心して走行させられます。

増し締めとは、バイクの各パーツのボルトやナットを締めなおしてしっかり固定する作業のことです。
もし増し締めを行わないと、ボルトやナットが緩みかけていても気づかない恐れがあります。
するとある時突然パーツが外れてしまうようなことも起こりえます。

普段普通に運転しているだけでも、ボルトの緩むことはあります。
振動などで徐々に緩むこともありうるからです。
ですから定期的に増し締めを行うことが重要です。

増し締めをする目安はどのくらい?

増し締めをする頻度ですが、走行条件や車種によっても若干違いがあります。
また一つ目安になるのは、走行距離が5000㎞に差し掛かったところです。

走行距離ではどのくらいは知ったか、よくわからないという人もいるでしょう。
その場合には大体6か月に1回くらいにペースで増し締めをするといいです。
これくらいのペースで増し締めをしておけば、重大な事故を起こすリスクもかなり低減できるはずです。

どこを増し締めすればいい?

増し締めをする箇所ですが、ナットやボルトで固定されている部分です。
特にマフラーやナンバープレート、ミラーなどは緩みの生じやすい箇所といわれています。
運転中外れるとかなり支障が生じるので、定期的に増し締めを行ったほうがいいでしょう。

そのほかにはフロントフォークの周辺やブレーキキャリパー部分もチェックしておいたほうがいいです。
先ほど紹介した個所と比較して、そんなに緩む部分ではないです。
しかし万が一ゆるみが生じると重大な事故につながる可能性があります。
バイクの安全性を担保するためにも、フロントフォークやブレーキキャリパーも増し締めは定期的に行うべきです。

どのような道具を準備すべき?

増し締めを行うためには、工具が必要です。
スパナやモンキーレンチ、メガネレンチが必要になるでしょう。
この中でもしっかり締めなおすためにはメガネレンチがあると重宝するので、用意しておくといいでしょう。

工具についてはボルトやナットが車種によって大きさの変わることに注意しましょう。
もしどれがフィットするのかわからないというのであれば、ボルトやナットを持って行って、販売店に「これに合うものを」と相談しましょう。

増し締めの方法ですが、まずはスパナもしくはモンキーレンチを使って少しずつ締めていきます。
ある程度締まったところで、今度はメガネレンチを使って仕上げていきましょう。

特に単気筒エンジンは振動が発生しやすいといわれています。
このため、定期的に増し締めを行ったほうがいいとされるので積極的に取り入れてみませんか?