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ヘッドライトを交換してみよう

バルブや車種によって難易度が異なるヘッドライトの交換

ヘッドライトのバルブにはハロゲン、LEDがあり、LEDは消費電力を抑えることができ、バッテリーを節約できます。
明るさはハロゲンライトよりも明るいですが、HIDライトほどの明るさはありません。
ただ、交換、取り付けがとても簡単です。

HIDライトはハロゲンライトよりも2倍の明るさがあります。
LEDライトと比較しても1.5倍ほどの明るさで、寿命も長く約2,000時間交換が不要です。
ただ、交換・取り付けには「バラスト」というパーツや点灯装置である「イグナイター」が必要で、難易度は高くなっています。

配線処理も複雑で、場合によっては加工が必要になります。
きちんと配線されていないと走行中にライトが消えてしまうこともあるので、非常に危険です。
難易度がかなり高いので、初心者ならバイクショップにお願いするのがいいでしょう。

また、バイク用のヘッドライトバルブにはH4、HS5、MH6、MX2といった種類があります。
これは口金形状を表しており、この口金形状によって着脱方法が異なり、同じ形状のバルブでもカウル付きの車種などに取り付ける場合は難易度が上がる場合があります。

ヘッドライトの交換方法

最初にヘッドライトリムを外します。
車種によっても異なりますが、取付ビスは左右2箇所ついています。
外す時にはリム部分のビスではなく、ヘッドライトケースのビスを緩めて外します。
ビスは特殊な形状になっている専用のビスなので、紛失しないように注意してください。

ビスを取ったらヘッドライトリムを外しますが、外す時にはリムの下部を手前に引いて、全体を下げるようにしながら外します。
無理に外そうとするとリムについている爪や受け部分が壊れてしまうこともあるので、ゆっくりと外してください。

次に、ヘッドライトのコネクターをまっすぐ手前に引き抜きます。
コネクターの両側にロックの爪があるなら、ロックを押さえながら外すようにします。

バルブには防水カバーが付いていますが、上下があるので、後ではめるときに正しい方向にはめられるように上下を確認してから外してください。
バルブを外す時には、ロックリングを回転させてロックを解除します。
車種によって、スプリングでバルブが押さえられているものもあります。
ヘッドライトが簡単に外れないカウル付きの車種の場合は、カウルの中に手を入れて作業をするので、バルブを外すのが少し難しいかもしれません。

ロックを外したらバルブを取り出し、新品のバルブと交換します。
交換時には、バルブのガラス部分に触れないように注意しながらセットしてください。
セットし終わったら、防水カバー、コネクター、リムを取り付けていきます。