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紅葉シーズンでは幻想的な世界を走れる仁田峠循環自動車道路

九州の中でもトップクラスの人気

九州はライダーの間でも人気です。
数多くの絶景ルートがあるからです。
その中でもトップクラスの人気を誇るのが、今回紹介する仁田峠循環自動車道路です。

なぜ人気になっているのか、それは大自然の雄大さを実際に感じられるからです。
例えば雲仙普賢岳を臨めるスポットがあるのですが、噴火の息遣いを感じられます。
噴火の結果生まれた平成新山を一望できます。

一方で有明海を一望できるようなルートも含まれます。
こちらも雄大な景色が眼前に広がるので、風景に飽きることがないです。
何度も感動の波が襲ってくる感じで、ライダーの目を楽しませてくれます。

様々な風景が連続

仁田峠循環自動車道路は風景がおすすめです。
大体道路に入って3㎞くらい経過すると、いろいろな展望を楽しめます。

まず目の前には島原湾が現れ、一望できます。
天候が良ければ熊本市や阿蘇の山並みといった感じで、対岸まで一望できるかもしれません。

もし運転に疲れたのであれば、第二展望所にバイクを止めましょう。
こちらからは巨大溶岩ドームを一望できます。
これも雲仙普賢岳の噴火によって作られました。

さらにおすすめなのは、秋口のツーリングです。
紅葉エリアが広がっているので、艶やかな雰囲気を堪能できます。

全線一方通行なのが特徴

仁田峠循環自動車道路は全線一方通行なのも大きな特徴です。
これはルートの問題が関係しています。
ほとんどの区間が1.5車線の道幅で、コーナーもタイトなスポットが連続しています。

しかも交通量は結構多いです。
コーナーがタイトなので、対向車線の様子も確認しにくいです。
もし両方通行可能にしてしまうと、事故リスクが高まります。

その意味では安心して走行できるでしょう。
舗装も良好なので、振動で体に負担のかかる心配もないです。

もともと長崎県の管理していた道路で、有料道路でした。
しかし2009年に雲仙市に移管されて、現在は市道として無料で運航できるようになりました。
原付でも通行できる道路です。

上級者は腕の見せられる道路

上級者にとっては、自分の腕の見せ所ともいえるルートです。
結構難易度の高いルートだからです。
複合コーナーが連続するので、ライダーからしてみると息の抜けないコースともいえます。

逆に言うと初心者にとっては、少し荷の重い道路かもしれません。
途中に駐輪できるスペースはありますが、路肩は全般的に狭めです。

またこちらのスポットは観光地としても人気が高いです。
そこで観光車両も頻繁に通行しています。
中には路上駐車している人もいるので、その部分には細心の注意を払ったほうがいいです。

コースの難易度は高いので、上級者向けのツーリングコースといえます。
しかしそれを補って余りある景色の連続なので、一度訪れてみませんか?