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標高900mの尾根を走る「西伊豆スカイライン」

伊豆半島でも圧巻の景色を堪能できる西伊豆スカイライン

伊豆半島でライダーたちに人気となっているのは「伊豆スカイライン」だけではありません。
最高の絶景を楽しむことができる「西伊豆スカイライン」もワインディングを楽しめる美しい道路です。
道の長さとしては伊豆スカイラインのほうが長いのですが、車も少なく景色も最高、ライダーたちにとってかなり魅力的なツーリングとなります。

西伊豆スカイラインは伊豆半島の西側、全長10キロくらいの短いルートです。
しかしこの道を走ったことがあるライダーたちは口々にまた絶対に走りたいといいます。
西伊豆スライラインからは駿河湾に富士山、伊豆半島の美しい海を望むことができるのです。
しかもこの道「無料」ですから、走っておかないと損をします。

風がかなり強いルート・・しかしダイナミックな走行を楽しめる

西伊豆は1年を通じて風が強いので走行には注意が必要ですが、西伊豆スカイラインはアップダウンにカーブが連続するなどバイク乗りにとって走りを楽しめる要素が詰まっています。
カーブが連続しますがそれほど急なカーブではなく、適度なカーブが連続する道なので初心者の方も堪能できるでしょう。

冬場も走ることができ、空気が澄み切っているので星空も非常に美しいです。
ただ標高900mの尾根を走るルートになるので伊豆半島でも雪が降ることがあるエリアになります。
積雪があると通行止めになるので天候の確認と道路状況の確認が必要です。

時間があるなら西伊豆スカイラインから西天城高原へ

西伊豆スカイラインからそのまま西天城高原に行くことができるので、時間がある方は立ち寄ってみましょう。
西天城高原の駐車場からは駿河湾が一望でき、夜訪れると降ってきそうな星空を見ることができます。
ここからそのまま下っていくとヘアピンコーナーが継続するので走行には注意が必要です。

西天城高原は標高750mの高原で、道の両脇には牧場があり牛たちがのんびりと草を食んでいます。
石碑の先には西天城高原牧場(まきば)の家があり、レストランやコテージバーベキューを楽しめるスポットです。
西伊名産の強い海風にさらされて作られる塩カツオを使ったうどんなど食べられますが、ここで食べてほしいのが濃厚なソフトクリーム、多くのライダーたちが堪能した味といえます。

テラス席があるので駿河湾を眺めながら濃厚でクリーミィなソフトクリームを食べる、これもツーリングの楽しみです。
宿泊施設もありますが冬場12月から翌年2月まで利用できません。
牧場の家は9時から16時までの営業なのでソフトクリームを食べたいということならこの時間帯に合わせて走りましょう。

西伊豆で楽しむグルメは?

西伊豆町や松崎町に立ち寄っていけるのなら西伊豆の海の幸を堪能してほしいです。
松崎町の地魚料理店「さくら」では、おいしい西伊豆の魚をいろいろな料理で楽しむことができますが、ここではご飯を一人用の釜で炊いてくれるので白飯のおいしさが評判となっています。
地マアジのゴマ茶漬けなど他では食べられないメニューがたくさんの人気店です。

仁科にある「沖あがり食堂」も仁科漁業協同組合直売所内にある食事処なので新鮮な魚介を楽しめます。
夜明けから昼にかけて昼イカ漁を行うため、昼間3時間のみの営業となりますが、肉厚のヤリイカは最高のおいしさです。