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日本海がキレイ!竜泊ラインツーリング

カーブ走行の楽しさが堪能できる竜泊ライン

竜泊ラインは津軽半島を走る国道339号線の内、日本海に沿って小泊から竜飛岬までを走る、19.5キロの区間で、日本百名道にも選ばれています。
走行時間にすると、約30分程度。
東北のツーリングコースとして国道339号線は有名ですが、そのなかでも竜泊ラインの景色の素晴らしさは国道339号線の白眉です。

竜泊ラインの魅力は、変化に富んだ風景とワインディングロード。
高さ21メートルの山肌を7段に分かれて流れる七ツ滝や十三湖、日本海の荒々しさ伝える奇岩が特徴の海岸道路を走っていたかと思うと、突如上り坂で山の中へと入ります。
山頂にある眺瞰台と名付けられた展望台からは、つづら折れになって谷山の中に消えていく道路と、日本海が一望でき、絶景のビューポイントとなっています。

山頂から竜飛岬へ向かう道路は、下りのワインディングロードです。
右へ左へとコーナーを曲がるたびに、真っ青な日本海、緑の山が交互に目に入ってきます。
次々にカーブに飛び込んでいく瞬間バイクで来てよかった!と、感動が湧き上がってくることまちがいありません。
道路の状態も良く、走りやすいのも魅力です。

竜飛崎が近づいてくると、下り道路となり、風力発電の巨大な風車群が現れます。
演歌の津軽海峡・冬景色にも歌われた、竜飛岬はまさに本州の果て。
青函トンネル記念館や灯台があり、展望所からは対岸に北海道が見えます。
この展望所からは、美しい夕陽が眺められることでも知られています。
また、朝は東から昇る朝日を、夕方は西に沈む夕陽の両方が眺められる、とても貴重なスポットでもあります。
また、灯台下には遊歩道が整備されており、海岸を散歩できるようになっています。

車両が通れない階段国道があることでも有名

そして国道339号線といえば、観光名所ともなっている階段国道です。
国道といえば車がビュンビュン走る道路というイメージを覆す階段国道は、その名の通り道路が階段になっており、車両が通行できません。
階段国道は竜飛岬の灯台の入口から、岬の崖下の竜飛漁港を結ぶ階段の道で、階段の段数は何と362段。
まさに、最果ての秘境を思わせる階段国道です。
ぜひ立ち寄ってみてください。

信号もなく、海と山の両方の景色を楽しみながらワインディングロードを走る竜泊ラインは、東北でのツーリングでは見逃せないコースです。
バイクで走る楽しさ堪能でき、多幸感に包まれること間違い無しのオススメロード。
東北へのツーリングを計画する際は、ぜひ竜泊ラインを含む国道339号線のコースをプランに組み込んでみてください。
11月半ばから4月下旬ごろまでは道路が封鎖されますが、新緑が美しい初夏から秋にかけてのツーリングは、どのシーズンに訪れても爽快です。