防風の重要性
ツーリングは楽しいけれど、体力的にも精神的にもかなり疲れることも確かです。
特に夏場や冬の寒さが厳しい季節のツーリングでは予想以上に体力を使いますので、日頃からの体力作りもライダーにとっては大切です。
ツーリングで疲れる要因は気候だけではありません。
走行中、絶えず体に受ける風も大きな疲労の原因です。
短時間の街乗り程度なら全身に風を受けて走るのは心地よいものですが、100km以上のツーリングとなると、風によって体力が消耗されていきます。
まして高速道路を走ってロングツーリングする場合には、自覚はなくても体がかなり疲れていますので、防風対策は欠かせません。
バイクでの防風対策
走行中の防風対策としては、風を体に受けにくいタイプの車種を選ぶことが大切です。
例えばフルカウル車であればバイク全体がカウルで覆われていますので、受ける風を体で受け止めずに後ろに流してくれます。
アメリカンやネイキッドタイプのバイクになると、防風対策はほとんど考慮されていませんので、ロングツーリングには不向きということになります。
乗っている姿勢によっても、受ける風の量は違ってくることも頭に入れておきましょう。
フルカラー車の場合、前傾ポジションのことが多いので、防風対策は万全でも長時間の前傾ポジションで疲れてしまうことも考えられます。
その点、アドベンチャーバイクなら楽なポジションで乗り続けることができるので、ロングツーリングが好きなライダーにはおすすめです。
手持ちのバイクで十分な防風対策が施されていないと感じたら、「メーターバイザー」などのパーツを取り付けてみるなどといった工夫が必要です。
メーターバイザーの本来の役割はメーターを見やすくすることにあるのですが、メーターバイザーを取り付けることによって防風効果を得ることができます。
スクリーンも防風対策には有効ですが、取り付けるとレトロな感じになります。
バイクの雰囲気を変えたい人にはおすすめと言えるでしょう。
「ビキニカウル」も、小さなパーツでありながらかなりの防風効果を得ることができるので、試してみるのもいいかもしれません。
ビキニカウルを装着することによって、上半身に受ける風を軽減することができます。
服での防風対策
バイクにはできるだけ手を加えたくないというのであれば、防風効果の高いバイクウェアを着用しましょう。
バイクウェアは、バタつかないデザインのものが理想的です。
吟味されたデザインのバイクウェアは風をすっきりと後ろに流してくれるため、高速道路を走っていてもバタつかず、風による疲労を感じにくいのがメリットです。
冬でもロングツーリングに出かけることの多い人は、防風に加えて防水性の高いアウターを1枚用意しておくことが大切です。