低予算で手軽に楽しめる日帰りツーリング

その日のうちに帰ってくる日帰りツーリングは、手軽にバイク運転が楽しめるおすすめの楽しみ方です。

宿泊する場合は宿の予約やキャンプ用品、着替えの用意など事前の準備が大変ですが、日帰りの場合は準備も簡単で費用もそれほどかかりません。
ビギナーからベテランまで、日帰りツーリングを楽しんでいる人は多く、早朝ツーリングなど朝早くに出かけて昼には帰って来る半日のショートツーリングも人気です。
また、山道のワインディングロードの走りを楽しむ、グルメを目的に行き先を決める、景色を楽しみながらのんびりと走るなど、コースの決め方も自由にできので、さまざまな楽しみ方があります。
何度出かけても、新鮮な気分で楽しめるのも魅力です。

走行距離は300キロ以内がおすすめ

日帰りツーリングの距離は、コースや人によって異なりますが、短ければ150キロ程度、長距離の場合は600キロ以上のルートを走る人もいます。
しかし、日帰りツーリングで疲れにくい距離は300キロ程度までといわれており、300キロ以上の走行では疲れが蓄積しやすいので、ビギナーは距離の短かいコースがおすすめです。

日帰りツーリングのコース選びは、どのような目的で出かけるかによって異なります。
半日のショートツーリングなら200キロまでのコースがおすすめです。
一日、観光をしながらたっぷりと楽しむなら、片道150キロ程度を2時間から4時間くらかけて走るコースが無難です。

また、食事や休憩だけで観光は不要、ひたすら走りを楽しみたいなら、300キロ以上のコース設定も可能です。
しかし走行距離が300キロを超えると、体力の消耗が激しくなるので、十分に注意してください。
日帰りツーリングだからと軽く考えず、ゆとりをもったコースを選ぶようにしましょう。

早朝に出かけて明るいうちに帰ろう

日帰りツーリングでは朝早くに出発するのがおすすめです。
また時間に余裕があるので、何らかのトラブルが起きても対応しやすいですし、朝のうちは車が少ないですから、ストレスなくバイク走行を満喫できます。

また、どのようなルートを走るのか、どこで休憩や食事をするのかも、事前に決めておきましよう。

ルートだけを決めて、休憩地点や食事は走りながら決めるという楽しみ方もありますが、どこの休憩所にトイレがある、どこのレストランの食事がおいしい、絶景が眺められるビューポイントの場所などをあらかじめ調べておけば、ツーリングを目一杯楽しむことができます。

事前に調べておかなかったばかりに、ご当地グルメを食べそこねた、絶景ビューポイントを素通りしてしまったなどと後悔することもあります。

また日帰りツーリングであっても、安全・快適に走れるバイク用の装備を調え、雨具などの必需品の用意も整えておきましょう。
日帰りだからと侮らないことが、何よりも大切です。